医師として特に生活習慣病の
治療としてよく口にする言葉です。
しかし意外と運動習慣の
効果や方法などを根拠を示しつつ
喋れるドクターは多くない印象です。
この際一度確認してみましょう。
■効果
死亡率が低下する
BMJ . 2009 Mar 5;338:b688.
認知症の予防
NIH News in Health. July 2010.
乳癌による死亡率を減少
JAMA . 2005 May 25;293(20):2479-86.
前立腺癌による死亡率を減少
J Clin Oncol . 2011 Feb 20;29(6):726-32.
うつ状態を改善する
Br J Psychiatry . 2012 Sep;201(3):180-5.
インフルエンザの防御効果を強化する
J Am Geriatr Soc . 2009 Dec;57(12):2183-91.
Immunol Allergy Clin North Am . 2009 May;29(2):381-93.
骨折発生率が低い
JAMA . 2002 Nov 13;288(18):2300-6.
といったものが挙げられます。
特に上記インフルエンザの防御ができるのであれば
きっと免疫力が上がっているのだと思いますので、
新型コロナウイルスにも同様の効果があるのでしょう。
じゃあ具体的にどのような方法で
どのくらいの運動量をこなすのか。
これは健康づくりのための身体活動基準2013が
参考になると思います。
「仕事が忙しくて運動できない」ではなく
「運動ができないくらいなら仕事をしている暇がない」
ということが正確だとどこかの医師が
おっしゃっていたのを思い出します。
言うは易しで自分も耳が痛いのですが、
医者も患者もみんなで
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