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2021年11月04日

long COVID

long COVIDという表現が一般の方にも
段々と定着してきた感のある今日この頃。
増えていますね。。。

以前の新型コロナウイルス感染症 後遺症
入院患者についての論文でしたが
軽症から中等症の患者さんの
新型コロナウイルス感染症の後遺症について
まとめられた報告がありました。
Nat Med . 2021 Sep;27(9):1607-1613.

ノルウェーからの軽症から中等症の
COVID-19回復者312名の
感染6ケ月後の症状についての前向き評価です。

何と感染6ヶ月後で全体の61%に症状がありました!!

15未満の自宅隔離患者の場合は13%でしたが、
16から30歳となると52%、
31から45歳では59%
46から60歳は61%、60歳以上では60%と
年齢が上がるほど増えていくことがわかりました。

嗅覚障害、疲労、呼吸困難、集中力低下、記憶障害
といった症状が見られており、
「若いから死なない=若いから問題ない」
という訳にはいかないことも示唆されます。

long COVIDとは本当に非常に厄介です。。。
ワクチン接種が若年まで広がっていることの
根拠の一つかと思います。

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posted by いしたん at 20:13 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月24日

腫瘍 とは

腫瘍とはどういった病気でしょうか?
癌とは違うのでしょうか?

患者さんに病状を説明しているときに
そんな質問が飛んできました。
研修医くんは何とか説明していましたが
ちょっとイマイチだったかもしれません。笑

ということで定義をもう一度見直してみましょう。

腫瘍とは体細胞が自律的(無秩序、無目的)に
過剰増殖して出来た組織のことです。

腫瘍は様々な基準で分類されます。
まずは生物学的分類です。

 良性腫瘍
  膨張性発育し、転移しない
 悪性腫瘍
  浸潤性発育し、転移する
 中間
  浸潤性発育するが、転移しない

それから組織発生分類もあります。
上皮性でかつ悪性の腫瘍を癌と言います。

当たり前っちゃ当たり前ですが、
定義をしっかりと言えない研修医くんは
意外と少なくありません。

お役に立てば!

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タグ:腫瘍 とは
posted by いしたん at 22:24 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月18日

診断ミス

診断ミス(診断エラー、誤診)について
勉強してみました。

頻度としては米国成人の5%が経験するそうです。
BMJ Qual Saf . 2014 Sep;23(9):727-31.

誤診は予防可能な死亡の
1/3の原因となります。
BMJ Qual Saf . 2012 Sep;21(9):737-45.

このため訴訟・賠償の原因ともなります。
N Engl J Med . 2006 May 11;354(19):2024-33.

診断ミスを受けた本人はもちろん
その家族も将来にわたって医療不信にもなります。
J Gen Intern Med . 2021 Jun 22. doi: 10.1007/s11606-021-06950-y.
Ann Fam Med . Nov-Dec 2005;3(6):537-44.

個人的には5%というのが
思っていたより大きい数字でした。
でも確かに開業医さんとかで
診断がなかなかつかなかったと言って
ようやく当院に来られて診断がつく人は
少なくないですもんね。。。

診断ミスをしないように日々鍛錬ですね。
診断学 本をもう一度手にとって復習します。笑

誤診の原因としては様々な認知バイアスがありますが、
それはまた別の機会に記載します。。。

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posted by いしたん at 20:37 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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