お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2020年10月10日

MRI

MRIは頻用する画像検査ですが、
その原理となるととても難しいです。

MRIとは水素元素のスピンがどうのこうの。。。
専門医ではないのでその辺りは正直どうでもいい。。。

その上その原理から撮像法までの繋がりが
意外と記載されていることが少ないです。

どちらかといえばそこが知りたい。
それぞれの撮像法の違いを
もうちょっと詳しく知りたい。

先日はそんな質問に答えてくれる
とても分かりやすいセミナーが
ありましたのでいしたんもシェアします。

MRIとは何の元素のどんな信号を
どうんな風に測定して
どういった次元に再構成するかを
どんな時間をかけて行うかがポイントなんだそうです。

元素
 NMRでは235種類が測定可能
  原子番号が奇数で質量数が奇数である元素
 種類
  1H:MRI
  13C
  17O
  19F
  23Na
  27Al
  31P
  43Ca
  129Xe
信号
 FID(自由誘導減衰)
 echo
  SE法(スピンエコー法)
  GRE法(グラジエントエコー法)
測定量:時間的変化と空間的変化のうちの7種類
 元素密度
  SD(スピン密度・Mo)
  PD(プロトン密度)
 緩和時間
  T1
  T2
  T2*
 拡散係数
  D(自己拡散係数)
 共鳴の変移
  δ(化学シフト)
  J(結合係数)
次元
 2次元
 3次元
 4次元
 MRS
 0次元
 1次元
再構成
 フーリエ変換
 投影再構成法
撮像時間
 通常
 高速

こういったパラメータを動かしていくと
それぞれの撮像法の違いになるそうです。

MRIのシーケンスはかなり奥深いですが、
非専門医でも少しは分かって気になって嬉しかったです。
研修医くんの参考になれば。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
タグ:MRI 原理 撮像法
posted by いしたん at 13:30 | Comment(0) | 放射線科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

造影剤 遅発性副作用

造影剤の遅発性副作用は
研修医くんでも知っておきたいものです。

皮膚症状
 発疹
 斑状丘疹性紅皮症
 紅斑
 掻痒症

嘔気、嘔吐
頭痛
筋肉痛
 腕の痛み
発熱
めまい
など

耳下腺炎
急性多発性関節症

といった症状がヨード造影剤投与後
30分〜1週間後までに出現してきます。
ACR manual on contrast media version 9, 2013

頻度としては非イオン性モノマー造影剤の…
0.52-50.8%(Eur Radiol . 2011 Nov;21(11):2305-10.)
14.3%(Radiology . 2010 Jun;255(3):764-71.)
9.7%(Radiology . 2006 Jul;240(1):56-64.)
と報告により様々ですが、
いしたんの感覚としては結構あると思います。

3日で75%が、7日で殆どが治る
という自然経過なので
特別な治療は必要なく
以下の様な対症療法でしのぎます。

 抗ヒスタミン薬
 ステロイド薬
 解熱薬
 制吐薬
 輸液

これを知らなかった研修医くんは
3日前にCE-CT撮像をした全身の発疹の患者さんで
ものすごくテンパっていました。笑
一つずつ学んでいきましょう!

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 13:36 | Comment(0) | 放射線科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

放射線 被曝

放射線の被曝については
医療者は放射線をよく使うので
しっかりと知っておきたいものです。

人体への影響については
線量に応じて確率はあがるが症状は同じ
「確率的影響」と
線量に応じて症状が重くなる
「確定的影響」があります。

簡単にいうと確率的影響は
成人では癌のことで、
確定的影響はそれ以外のことです。

被曝線量については
程度を掴んでおくことが重要です。
少しでも被曝したら即アウトではありません。

2 mSv/年以下は自然放射線に
晒されているレベルですので、
問題ないと思います。

100 mSv/5年は確定的影響が起こらず、
確率的影響が容認レベルだそうです。

100 mSvでは5人/1000人程度の癌が増えるようですが、
自然癌死亡率は300人/1000人ですし、
日本の中でも住んでいる都道府県が違うだけで
5人以上の差が出たりします。

つまり自然発生のばらつきに埋もれて
放射線が原因かは判断できないレベルということです。
なので、100 mSv以下を低線量域といいます。

これが放射線従事者の許容線量となっています。
つまり、ま、いっか〜というレベルでしょうか。笑

1000 mGyからはやばいと思ってください。
確定的影響が出てくるレベルです。
自覚症状も出てきます。

4000 mGyでは50%が死亡し、
8000 mGyでは100%が死亡するそうです。

こういう線量についての感覚があれば
パニックになることは少ないかと思います。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 23:26 | Comment(0) | 放射線科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち