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2021年06月28日

うつ病

うつ病は様々な症状を呈します。
生涯有病率5–15%と言われています。
一般内科に最初に受診することも少なくないので
しっかりと確認しておきましょう。

気分障害
 抑鬱気分
 悲哀感
 寂しさ
 不安、焦燥感
 日内変動
  朝に抑うつが強く夕方は軽快する
 劣等感
 悲観的
 絶望
 児童思春期の場合は易怒的な気分のことも

意欲障害
 興味・喜びの低下(失快感)
 意欲・行動の抑制・制止
 寡言、寡動
 昏迷
 徘徊、まとわりつき
 人嫌い
 自殺
  鬱病全体の2%
  鬱病で入院歴がある人の4%
  鬱病で自殺念慮・企図のエピソードでの入院歴ありの9%
  自殺の1/3が鬱病だったと推定されている
  うつ病の極期・回復期に多い

思考障害
 思考の流れ・形式の障害(考路障害)
  思考制止(思考の進みが遅延する)
   手順がまとまらない
  着想の乏しさ
  判断力・決断力の低下
 思考内容の障害:悲観的、絶望的、心気的、自責的に傾く
  微小妄想
   心気妄想
   貧困妄想
   罪業妄想
   虚無
   否定妄想
  懺悔
  自責
  仮性認知症

身体症状
 倦怠感
 不眠症(早朝覚醒)、過眠
 頭痛、頭重感
 食欲低下、増進
 上腹部不快感
 口渇
 便秘
 やせ
 性欲減退
 月経不順
 痺れ
 痛み

疑ったらうつ病のスクリーニング検査である
SIGECAPSをやって診断していきましょう。

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posted by いしたん at 07:05 | Comment(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月26日

薬物依存

薬物依存とは生体と薬物との相互作用により
生じる精神的あるいは身体的状態のことです。

薬物の精神作用の体験もしくは
薬物離脱による不快症状回避目的に
薬物を使用する病歴があり、
薬物を継続的または周期的に
摂取したいという衝動からくる
行為(探索活動)と反応(渇望)がみられます。

簡単に言い換えるならば
やめようと思っても簡単には
やめられない生物学的状態に
陥っているということです。

原因となる薬剤はWHOによって
精神依存・身体依存・耐性といった特徴に基づいて
以下のように分類されています。

抑制系
 アルコール、バルビタール型
  精神依存2+
  身体依存2+〜3+
  耐性2+
  催幻覚-
  精神病性障害-〜+
  種類
   バルビタール
   解熱鎮痛薬(セデス・ノーシン)
   ベンゾジアゼピン系抗不安薬、睡眠薬

 モルヒネ型
  精神依存3+
  身体依存3+(強い!)
  耐性3+
  催幻覚-
  精神病性障害-
  種類
   アヘン
   モルヒネ
   ヘロイン
   コデイン

 有機溶剤型
  精神依存+
  身体依存±
  耐性+
  催幻覚+
  精神病性障害++
  種類
   トルエン
   キシレン
   接着剤
   プロパンガス
   ライターガス

 大麻型
  精神依存+
  身体依存±
  耐性+
  催幻覚++
  精神病性障害+
  種類
   マリファナ
   ハシッシュ

興奮系
 アンフェタミン型
  精神依存3+
  身体依存-
  耐性+
  催幻覚-
  精神病性障害3+
  種類
   覚醒剤
   メチルフェニデート
   MDMA

 コカイン型
  精神依存4+
  身体依存-
  耐性-
  催幻覚-
  精神病性障害+
  種類
   コカイン

 幻覚剤型
  精神依存+
  身体依存-
  耐性+
  催幻覚3+
  精神病性障害±
  種類
   LSD
   メスカリン
   サイロシビン(マジックマッシュルーム)

混合
 ニコチン
  精神依存2+
  身体依存±
  耐性2+
  催幻覚-
  精神病性障害-

カート型はアフリカだけの土着的な乱用なので
日本ではまず関係ないと思います。

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posted by いしたん at 00:14 | Comment(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月25日

アルコール離脱症候群

アルコール離脱症候群はなったら大変!
アルコール依存症が疑われたら
セルシンを飲ませて予防に努めましょう。

そう聞いたことはあっても具体的に
どんな風になるのかよく知らんのですよ。

研修医くんがカルテの前でつぶやきました。

ということでアルコール離脱症候群で
症状とその自然経過について知っておきましょう。

早期離脱(小離脱)
 症状
  最終飲酒から4–8時間で発症
   自律神経症状
    動悸、頻脈、発汗、血圧上昇、嘔気、嘔吐、頭痛など
   不安、焦燥、渇望
  最終飲酒から1–2日がピーク
   両手、舌、眼瞼の粗大振戦
   一過性の錯覚や幻覚
   しゃっくり、筋攣縮、全身痙攣発作

後期離脱(大離脱、振戦せん妄)
 症状
  最終飲酒から2–3日で発症
   早期離脱の症状に突然せん妄が加わる
   身体症状
    四肢、頭部の粗大振戦
    神経症状(構音障害、運動失調)
    自律神経症状(多量の発汗、頻脈、発熱など)
   精神症状
    意識混濁
     注意散漫
    幻覚
     小動物が見える動物幻視が特徴的
    精神運動興奮を伴うせん妄
  最終飲酒から4–5日でピークになる
 自然経過
  4–5日間続く(この間は不眠)
  深い睡眠(Terminal sleep)がその後訪れて終了する
  せん妄期に心虚血や肺炎などで死亡することがある

4–5日間は病棟がてんやわんやで
地獄が待っているそうです。笑

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posted by いしたん at 19:58 | Comment(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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