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2021年03月01日

ウイルス性脳炎

ウイルス性脳炎は意識障害、
痙攣といった症状に加え、
脳局所症状がみられた場合に疑いたい疾患です。

ということでウイルス性脳炎の原因です。

   RNAウイルス
    インフルエンザウイルス(ライ症候群も)
    エコーウイルス
    コクサッキーウィルスA、B
    ポリオウイルス
    日本脳炎ウイルス
    ムンプスウイルス
    風疹ウイルス
    麻疹ウイルス
    HIV
    ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)

   DNAウイルス
    単純ヘルペス1, 2
    水痘帯状疱疹ウィルス
    EBウイルス
    サイトメガロウイルス
    ヒトヘルペスウイルス6
    JCウイルス

ちなみにウイルスは血行性か
神経行性で侵入するとされていますので、
各ウイルス毎に病態は勉強していく必要があります。

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posted by いしたん at 23:23 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月28日

髄液検査

髄液検査はフィーバーワークアップとして
行われることも多い検査です。
研修医くんは腰椎穿刺の手技とともに、
少なくとも代表的な髄膜炎の所見は
覚えておきたいものです。

正常
 外観:水様透明
 圧(側臥位):70–180 mmH2O
 細胞数:5個/μL以下
 蛋白:15–45 mg/dL
 糖:50–80 mg/dL(髄液糖/血糖値比0.6–0.8)
 その他:Cl 120 mEq/L前後(血清値よりやや高い)

ウイルス性髄膜炎
 外観:水様(日光微塵)
 圧(側臥位):100–300 mmH2O
 細胞数:30–50個/μLのリンパ球
 蛋白:50–500 mg/dL
 糖:50–80 mg/dL
 その他:PCRや抗体検査を!

細菌性髄膜炎
 外観:混濁・膿性
 圧(側臥位):200–600 mmH2O
 細胞数:500個/μL以上の多核白血球
 蛋白:50–1000 mg/dL
 糖:0–20 mg/dL
 その他:IL-6上昇、TNFα上昇、ラテックス凝集反応

結核性髄膜炎
 外観:水様(時にキサントクロミー)
 圧(側臥位):200–600 mmH2O
 細胞数:30–500個/μLのリンパ球、単球
 蛋白:50–500 mg/dL
 糖:40 mg/dL以下
 その他:Cl低下、ADA昇、線維素網+

真菌性髄膜炎
 外観:水様(時にキサントクロミー)
 圧(側臥位):200–600 mmH2O
 細胞数:30–500個/μLのリンパ球、単球
 蛋白:50–500 mg/dL
 糖:40 mg/dL以下
 その他:クリプトコッカスが多い

お役に立てば!

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posted by いしたん at 06:54 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月27日

髄膜炎 原因

髄膜炎の原因はある程度ちゃんと
言えるようになっておきたいものです。
髄膜炎 対応とともに確認してください。

●急性髄膜炎
  細菌性
  ウイルス性
  アレルギー(薬剤性)
  Vogt-小柳-原田病

●慢性髄膜炎
  感染性
   真菌性
    クリプトコッカス症
    コクシジオイデス症
    ヒストプラズマ症
    カンジダ症
    スポロトリコーシス(稀)
    ブラストマイコーシス(稀)
    糸状菌(稀)
     スケドスポリウム
     アスペルギルス
     クラドフィアロフォラ
     黒色糸状菌
   細菌性
    結核
    梅毒
    ライム病
    放線菌(稀)
    ノカルジア症
    ブルセラ症(稀)
   寄生虫性
    アカントアメーバ症
    嚢虫症
    広東住血線虫
   ウイルス性
    X連鎖無γグロブリン血症患者へのエコーウイルス感染
  医療関連
   シャント感染
   人工物感染
  腫瘍性
   びまん性神経膠腫症
   癌性髄膜炎
  その他
   サルコイドーシス
   ベーチェット病
   全身性エリテマトーデス
   Mollaret髄膜炎

というわけで研修医くん!
生来健康な方に急にきた激しい頭痛で
膠原病とかベーチェット病とかは
最初の鑑別には挙げなくていいです。

まずは細菌、ウイルス性としての対応を
しっかりやることからです!
お役に立てば!

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posted by いしたん at 15:27 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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