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2019年09月05日

ビタミンB1欠乏性ニューロパチー

ビタミンB1欠乏性ニューロパチーとは
いわゆる脚気の多発神経障害のことです。

症状は急性発症が多いとされます。
緩徐進行の場合もありえます。

具体的には四肢の強いビリビリとした異常感覚
感覚鈍麻(しびれ)・脱力です。
下肢優位で左右対称性で
表在感覚も深部感覚も
同程度に障害されるのが特徴です。

自律神経障害は目立たないことが多く
重症例では消化管蠕動運動低下と
尿閉がみられます。

急にくる両足のしびれで
脚気は忘れないようにしたい
鑑別の一つです。
しっかりとビタミンB1欠乏性ニューロパチーの
症状について覚えておきましょう。

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posted by いしたん at 21:28 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月04日

ギランバレー症候群 診断

ギランバレー症候群の診断は
結構難しいなーと思います。
それはきちんとした診断基準がないからです!!

Asbury & Cornblathらの診断基準が
最もよく用いられると思うのですが、
これも実はエキスパートオピニオンの
域にとどまるものなのだそうです。

ま、しかし文句を言ってても
患者さんを救えないので〜・・・

診断基準を確認しましょう。

Asbury & Cornblathらの診断基準(Ann Neurol. 1990;27 Suppl:S21-4.)
 必須所見
  二肢以上の進行性筋力低下
  四肢腱反射の低下または消失
 支持する所見
  急速進行性だが進行は4週以内に停止する
  左右対称性の筋力低下
  軽度の感覚障害
  脳神経麻痺あり
  症状の進行停止後2-4週で症状が改善していく
  自律神経障害がある
  発症時に発熱がない
  発症1週間以内の脳脊髄液検査で蛋白細胞解離がある
  神経伝導検査で異常あり
 疑う所見
  高度で持続性の非対称性の筋力低下
  発症時または持続性の直腸膀胱障害
  50 /mm3以上の脳脊髄液検査で細胞数増加または多核球の存在
  境界明瞭な感覚障害レベル

です。

何を何項目満たしたら確定診断なのかなど
最近の基準とはやっぱり違いますよね。
わかりにくいです。

オランダのグループから提案された
診断基準もございます。
(Eur Neurol. 2001;45(3):133-9.)
しかしこれもやっぱりエキスパートオピニオンの
範疇になるそうです。

う〜む。。。困った。



ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群診療ガイドライン〈2013〉

参考にどうぞ。

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posted by いしたん at 18:41 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月02日

髄膜炎

髄膜炎の中でも細菌性髄膜炎と
単純ヘルペスウイルスによるものは
絶対に見逃してはいけないものです。

ちょっとでも疑ったら最後まで
やり切る必要があります。
そういった点ではクモ膜下出血と似てますね。

ですからSAHの対応をある程度
どの研修医くんでも知るように
髄膜炎の対応も知っておく必要があります。

まずは、、、

@すぐに人を呼ぶ
A疑ったら来院30分以内に培養+抗菌薬治療開始

この二つをしっかりと覚えてください。
病院到着から6時間を過ぎると
死亡率が高くなるとされています。

理想的には以下の動きですが
なかなか難しいので
現実的な対応についてもまとめてあります。

 理想的な対応
  A、B、Cを確認:必要なら挿管・補液開始・昇圧薬
  血液培養2セット
  ステロイド投与(抗菌薬開始10-20分前 or 同時に)(抗菌薬開始後は意味なし)
   デキサメタゾン
    0.15 mg/kg q6h 2-4日間(N Engl J Med. 2002 Nov 14;347(20):1549-56.)
    クモ膜の炎症を抑える
   小児ではインフルエンザ桿菌、成人では肺炎球菌に有効性が確立
   初期で投与して起炎菌が上記以外では中止
   ただしこの量が必要かは検討が必要
  初期治療の抗菌薬開始(先の血培で原因特定はできる!抗菌薬は特に大きな害はないし、治療が遅れることによる不利益の方が大きい)
   年齢別に(以下ガイドライン参照)
   セフトリアキソン 2 g q12h
   + バンコマイシン 1 g q12h(または500 mg q6h)(20 mg/kg q12h)
   + アンピシリン 2 g q4h
   + アシクロビル 10 mg/kg q8h
  頭部CT
  腰椎穿刺

 現実的な対応
  A、B、Cを確認:必要なら挿管・補液開始・昇圧薬
  一般採血
  頭部CT(意識障害や局所の神経学的な所見がある場合)
   脳ヘルニアや頭蓋内占拠性病変があれば抗菌薬開始
  腰椎穿刺→細胞数など確認
  血液培養2セット
  ステロイド投与〜細菌性髄膜炎の場合は有効
   ステロイドは後遺症を減少、死亡率も減少傾向
    菌破壊によるサイトカインストームを抑制するから
   抗菌薬よりも10-20分前に投与
   デキサメタゾン 0.15 mg/kgを6時間毎に4日間
  初期治療の抗菌薬開始
   年齢別に(以下ガイドライン参照)

です!!



細菌性髄膜炎診療ガイドライン 2014

しっかりと読んでおいて下さい!

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posted by いしたん at 21:05 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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