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2019年05月21日

DPP-4阻害薬 心血管イベント

DPP-4阻害薬の心血管イベント抑制については
残念ながら特に示されていません。

サキサグリプチン(オングリザ)でも
心血管イベント抑制効果はありませんでした。
(N Engl J Med. 2013 Oct 3;369(14):1317-26.)

アログリプチン(ネシーナ)でも
心血管イベントは減少しませんでした。
(N Engl J Med. 2013 Oct 3;369(14):1327-35.)

シタグリプチン(ジャヌビア、グラクティブ)では
心血管イベントが減少しませんでした。
(N Engl J Med. 2015 Jul 16;373(3):232-42.)

リナグリプチン(トラゼンタ)でも
心血管イベントは減少しませんでした。
(JAMA. 2019 Jan 1;321(1):69-79.)

上記論文は知っておいていいと思います。

リラグルチド(ビクトーザ)などの
GLP-1受容体作動薬では
CVDイベントは抑制できるのに何だか不思議ですね。

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posted by いしたん at 22:49 | Comment(0) | 糖尿病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月11日

持続皮下インスリン注入療法

持続皮下インスリン注入療法(CSII)とは
インスリンを注射的に注射してくれるものです。
そのCSIIも機械がどんどん進化して
もはやインスリンを注射するだけではない
優れた機器がどんどん出てきました。

例えばCGM機能がついたものを
sensor augmented pump・SAPと言います。
メドトロニック社のMinimed 620Gなんかがそうです。

その上モニターした血糖値に基づいて
自動的にインスリン注入量が
調整される装置もあります。
人工膵臓(AP)と呼ばれています。

iPS細胞から作るのではなく、
メカニクスが作る人工膵臓です♫

低血糖時にインスリン注入を止めるものが
その中でも最も基本的なタイプで、
メドトロニック社の
MiniMed Paradigm Veoが該当します。

更に低血糖をできるだけ減らすため
低血糖を『予測して!』
事前にインスリン注入を止めるものも出来ました。
メドトロニック社のMiniMed 640Gです。

更に更に!低血糖・高血糖をできるだけ減らすため
低血糖・高血糖を予測して
事前にインスリン注入を停止・追加するという
本当にインスリン自己注射要らずの
すっごい製品もあります。
メドトロニック社のMiniMed 670Gです。

いやはや工学の世界の進歩も凄いものです。

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posted by いしたん at 22:43 | Comment(0) | 糖尿病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

インクレチン

インクレチンとは腸管内分泌細胞から
分泌されるホルモンのことです。

主にはGIPとGLP-1が含まれます。
GIPは上部小腸(十二指腸〜空腸)を
中心に分布するK細胞から分泌され、
GLP-1は下部小腸〜大腸を中心に
分布するL細胞から分泌されます。

体内に広く存在するDPP-4で分解されるため、
インクレチンの半減期は数分です。

いずれも膵β細胞の受容体に結合し
アデニルサンシクラーゼを活性化させます。
その後cAMP上昇によりCa上昇が起こり
インスリンを分泌させるという機能を持っています。

インスリン分泌の増幅回路と言われていて
血糖値が高い時にだけ働く経路とされています。

このためインクレチン関連薬である
DPP-4阻害薬とGLP-1受容体作動薬は
低血糖を起こしにくいとされています。

一昔前まではSU薬などの惹起回路を
修飾するものが主流でした。
時代の進歩を感じますねー。

たまには薬理まで踏み込んで
勉強してみると良いでしょう。

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posted by いしたん at 17:52 | Comment(0) | 糖尿病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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