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2025年09月01日

急性弛緩性脊髄炎

急性弛緩性脊髄炎(acute flaccid myelitis、AFM)とは
ウイルス感染症が原因で起こる
急性弛緩性麻痺(acute flaccid paralysis、AFP)を
生じる疾患です。

特にピコルナウイルス科のウイルスが原因として多く、
時代とともに原因のウイルスは変遷しています。

1960年代まではポリオウイルスが多かったのですが、
1990〜2000年代はエンテロウイルスA71型が多くなり、
2020年代以降はエンテロウイルスD68型が主流です。
Lancet . 2015 Apr 25;385(9978):1662-71.

ということでAFMは狭義にはEV-D68による
AFPのことを指すこともあります。

症状としては、、、

発熱と上気道炎症状(喘鳴、咳嗽、鼻汁)

3–5日後に弛緩性麻痺が急性発症(急性弛緩性麻痺)
 麻痺には左右差あり
  上肢優位、近位優位であることが多い
  患者により1–4肢に及ぶ
 ※頸、体幹、呼吸筋、球筋外眼筋の罹患もありうる
数時間〜数日で進行

という経過です。

小児、夏から秋にかけての発症が多いとされていますが、
星人にも見られることはあります。

検査としては以下のようなものを検討します。

身体所見
 神経学的所見
  MMT
  感覚

脳MRI
造影脊髄MRI
 T2強調画像
  脊髄灰白質に縦に長大な病変(浮腫)あり(病初期から)
 脊髄神経根(前根)に造影効果あり

脊髄検査

病原ウイルス同定
 咽頭拭い液
 血液
 など

確立した治療はないと思いますが、
Clin Infect Dis . 2018 Feb 10;66(5):653-664.
はとても参考になります。

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posted by いしたん at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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