最初に開発された当初からそんな副作用の疑念が持たれていました。
そんな報告はないとされてきましたが、
遂にCART細胞療法後のT細胞リンパ腫が報告されました。
N Engl J Med . 2024 Jan 24. doi: 10.1056/NEJMp2400209.
Nat Med . 2024 Jan 24. doi: 10.1038/s41591-024-02826-w.
NEJMの報告によると米国でCAR-T治療患者22人に
新たなT細胞癌(T細胞リンパ腫や大顆粒リンパ球増加症など)が発生しました。
承認済みCAR-Tは米国で3万人弱に使われていることから、
その発生率は極めて低いようではあります。
さしあたり遺伝子配列が読まれた3例では
癌細胞にCAR遺伝子が検出されていますので、
遺伝子導入が悪性腫瘍の原因の可能性もあります。
CART細胞療法の驚くべき治療効果と考えると、
それでもメリットがリスクを大きく上回るので
使用されなくなるということはないとは思いますが、
悪性腫瘍以外の治療に関しては再考される可能性があります。
悪性腫瘍治療後はしばらくの再発評価のために
全身を精査しますので発見もできると思いますが、
5年以降の腫瘍の検索をいつまでやるべきかは
本当に難しい問題になります。
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