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2023年05月10日

食物アレルギー 予防

食物アレルギーは非常に辛い疾患です。
多くの親御さんは赤ちゃんの食物アレルギーを
予防するために色々な対策を考えます。
きちんと答えられるといいですね。

発作予防としてエビデンスがあるのは
乳児期発症早期からの湿疹の治療です!

PACIスタディは一読してみましょう。
プロトコル(Clin Transl Allergy. 2018 Nov 23;8:47.)
結果(J Allergy Clin Immunol. 2023 Mar 22:S0091-6749(23)00331-7.)

以下は十分なエビデンスがないと言われています。

 妊娠中や授乳中に食物アレルギー予防のために特定の食物を除去すること
 ハイリスク乳児に対して特定の食物の摂取開始時期を遅らせること(発症リスクの低下にはならない)
  LEAPスタディ
  PETITスタディ
 完全母乳栄養
 人工乳
 プロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクス
 ビタミン、魚油
  D-PACスタディ

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posted by いしたん at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月12日

食物依存性運動誘発性アナフィラキシー

食物依存性運動誘発性アナフィラキシーは
(food dependent exercise-induced anaphylaxis、FDEIA)
特定の食物摂取後の運動負荷によって
アナフィラキシーが誘発される疾患です。

1979年に初めて報告されました。
J Allergy Clin Immunol . 1979 Jun;63(6):433-4.

食物としては小麦と甲殻類が多いと言われています。
特に小麦製品ではω5-グリアジンと
Clin Exp Allergy . 2003 Jan;33(1):90-5.
HMWグルテニンの抗原が有名ですね。

食べ物以外という事になると
茶のしずくという石鹸も懐かしいものです。
J Allergy Clin Immunol . 2011 Feb;127(2):531-533.e1-3.

症状の増強因子の確認も必要です。

運動:運動開始後30分未満の発症が75%
 ランニング
 球技
全身状態
 疲労
 寝不足
 感冒
自律神経
 ストレス
女性ホルモン
 月経前状態
気象条件
 高温
 寒冷
 湿度
薬剤
 NSAIDs
  アスピリン
   機序
    プロスタグランジン合成阻害によりロイコトリエン産生を促進
    消化管からの抗原吸収を促進
     J Immunol . 2005 Dec 15;175(12):8116-22.
  J Allergy Clin Immunol . 1991 Jan;87(1 Pt 1):34-40.
  Br J Dermatol . 2002 Mar;146(3):466-72.
食品添加物のサリチル酸化合物
その他
 アルコール飲料
 入浴
  Br J Dermatol . 1998 May;138(5):898-900.
 花粉症飛散時期

といったものがあります。
必ずしも運動だけではないというのが
診断する医者にとって盲点になりがちですね。

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posted by いしたん at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月24日

アニサキスアレルギー

アニサキスアレルギーは
消化管に噛みつき刺入する所謂
アニサキス症とは別の病態で
救急対応をする医者ならば
知っておくべき疾患だと思います。

原因となる食材としては秋刀魚や鯖などの青魚、
スルメイカといった第二中間宿主に加えて、
カツオ、鮭、海老、マグロ、貝類など
ほぼ全ての海産物で起こり得るようです。

アレルゲンとしては以下のようなものが知られています。

 Anis1:19–24 kDa、セリンプロテアーゼインヒビター起源、他のアレルゲンとの交差反応性なし
 Anis2:97–100 kDa、パラミオシン起源
 Anis3:36–41 kDa、トロポミオシン起源
 Anis4:9 kDa、システインプロテアーゼインヒビター起源、耐熱性
 Anis5:15 kDa、SXP/RAL-2タンパク質起源
 Anis6:7 kDa、セリンプロテアーゼインヒビター起源
 Anis7:139 kDa、起源不明
 Anis8:15 kDa、SXP/RAL-2タンパク質起源、耐熱性
 Anis9:14 kDa、SXP/RAL-2タンパク質起源、耐熱性
 Anis10:21 kDa、起源不明
 Anis11:27 kDa、起源不明
 Anis12:31 kDa、起源不明
 Anis13:37 kDa、ヘモグロビン
 Anis14:24–27 kDa、起源不明
 トロポニンC(TnC):21kDa、トロポニンC起源

知っておきたいことは耐熱性のものがあります。
つまり加熱しても完全には防ぎきれないということです。
アナフィラキシーの患者さんでの問診時に
注意したいところです。

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posted by いしたん at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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