お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2025年12月21日

ダウン症候群

ダウン症候群(いわゆるダウン症)とは
第21番染色体のトリソミー(21トリソミー)によって生じる
先天性疾患です。

変異や欠失ではなくコピー数が1.5倍になることが病態の中心です。

その結果、全身の臓器に様々な異常が生じます。

特徴的な顔貌(蒙古人様顔貌)
 両眼隔離
 眼裂斜上
 内眼角贅皮
 巨大舌
 短頭

知的障害
 IQ:20–50

心血管奇形(50%)
 VSD
 ASD
 心内膜床欠損症(cf)
 Fallot四徴症:木靴心

消化管奇形
 鎖肛→膣からの排便など側瘻のあることも
 十二指腸狭窄
 食道狭窄

血液疾患
 ダウン症候群関連骨髄増殖症
  ダウン症候群関連骨髄性白血病
   AMLのM7
  一過性異常骨髄症TAM
 類白血病反応

皮膚紋理異常
 猿線など

筋緊張低下

他にも合併症なども多いのですが、
ひとまず上記の症状から覚えておきましょう。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月04日

若年性特発性関節炎 マクロファージ活性化症候群

若年性特発性関節炎(JIA)は
関節炎のみが見られるわけではありません。

成長障害(Pediatr Rheumatol Online J . 2021 Mar 12;19(1):28.)や
小顎症、下顎後退(Semin Orthod. 2015;21:84-93.)といった
骨格成長異常が見られます。

関節外病変として皮疹、リンパ節腫脹などが生じますし、
合併症としてはぶどう膜炎、アミロイドーシス、
マクロファージ活性化症候群などもあり得ます。

この中で最も重要なのは全身型関節炎(sJIA)に合併する
マクロファージ活性化症候群です。

●sJIAに合併するMASの分類基準2016(Ann Rheum Dis. 2016 Mar;75(3):481-9.)
前提条件
 sJIAがある or 疑われている患者
 発熱
 フェリチン>684 ng/mL以下
以下の2つ以上該当すればMASと分類
 PLT ≦ 18.1万/μL
 AST > 48 IU/L
 TG > 156 mg/dL
 フィブリノゲン ≦ 360 mg/dL

血球貪食症候群 診断基準でも記載した通り
見逃すと大変なことになりますので、
ちゃんと診断できるようになりたいものです。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月23日

若年性特発性関節炎

若年性特発性関節炎ってよく分からないんですよね。
掴みにくいというか理解しにくいというか。。。

レジデントくんが悩んでいました。笑

若年性特発性関節炎(juvenile idiopathic arthritis、JIA)とは
小児に生じる慢性関節炎の一つです。

国際リウマチ学会(ILAR)の定義では、、、

 16歳未満で発症
 6週間以上持続する関節炎
 他の病因によるものを除外したもの

となります。
J Rheumatol. 2004 Feb;31(2):390-2.

JIAは以下のようにサブタイプが様々あります。

全身型関節炎
関節型
 少関節炎
  持続型
  進展型
 多関節炎(RF-):18.2%
 多関節炎(RF+):13.7%
症候性関節炎
 乾癬関連関節炎
 付着部炎関連関節炎
その他

ということで成人では別の疾患になるようなものが
JIAには包含されているということがわかります。
これがJIAの分かりづらさの原因の一つだと思います。

それからJIAの診断の上で
「他の病因」というところが
非専門医にとってはかなりネックになると感じます。
そもそもが単一の疾患なのかということが前提で、
更にそれぞれのサブタイプに鑑別疾患が挙がるので、
かなり難しいと思います。

ということでレジデントくんが悩むのは普通です。

難病ということからわかるように
JIAは罹患数が少ないため
研究するためにざっくりまとめて扱っている
という理解が正しいのではないか
といしたんは思っています。

感覚の上ではサブタイプを診断しにいくことを
大事にしています。

少しでもお役に立てば。

治療などについては最新のガイドラインが
日本リウマチ学会から発出されています。



若年性特発性関節炎診療ガイドライン2024-25年版

関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂にも情報があります。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち