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2025年06月04日

J-OSLER

J-OSLERの病歴要約の評価って
めちゃくちゃ面倒くさいですね!

若手?スタッフが病棟でぼやいていました。

どうした?どうした?

伺うと回ってきた病歴要約が酷すぎて、
修正点を指摘したらキリがないくらいの
ものだったそうです。

もちろん最初は丁寧に修正点を指摘していたようですが、
段々と腹が立ってきて

一体こいつら5年もかけて何やってきたんや!!
絶対、Jオスラーの病歴要約の手引き読んでない!!!
クソが!!

と、評価をやめたくなったようでした。

はっはっは。先生はかなり優秀なドクターですからね。
先生からしたら信じられないという
クオリティーに出会っても不思議ではないですよね。

無能な医者を作ることは日本全体の患者さんに
悪影響を与えるということです。
最近NHKでも医療限界社会という番組もありました。

実際、医師を育てる、修正するチャンスは
そう多くはないんです。
この専門医試験はとても良いチャンスです。

ここで先生がやめた!となれば
若手ドクターが変わるチャンスがなくなってしまう。

ムカついた!とかやる気なくした!!と言わずに、
先生のような素晴らしい医師からの
評価をうけられる幸運に恵まれたレジデントくんが
先生の情熱で少しでも成長するように祈りながら
前向きに取り組みましょう。

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posted by いしたん at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月13日

看護師 研修

看護師さんたちの研修に参加してきました。
看護師特定行為研修です。

毎年の如く講師に呼んでいただいて、
何度も看護師さんたちの様子を見ていると、
医師とは違って凄く笑顔が多いなーと思います。

特に何するという訳でもないのですが、
フィジカルアセスメントのロールプレイの時に
患者さんになりきっているナースさんも多いですし、
ディスカッションの時も
参加者同士が仲良くやっている印象です。

1回だけではなく何度目の研修でもそうなので、
看護師さん達はコミュニケーション能力が
高いんだろうなーと思います。

NsとDrの違いは何なのか。。。
うーむ。。。

今日は単なる感想です。笑

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posted by いしたん at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月09日

死体検案

死体検案とは医師による死後診察のことです。
目的は死因、死亡時刻、異状の有無等を判断することです。

死体検案が必要な状況は大きく2つです。

 @医療機関で死亡、医療機関収容時にすでに死亡していた患者
 A異常死体と届け出された死体(警察に依頼された医師が行う)

多くの医師が関与する状況は基本的には@が多いと思います。

判断材料としては基本的に
死体の発見状況、
生前の状況(既往歴)、
外表観察、
が挙げられます。

つまり外表からの評価だけなので
本当に死因を特定できているのか?というのは
法医学 ドラマではよく言われていることですが、
本当にそう思います。

追加で死因を究明するためにやれることがあるとしたら、
穿刺検査、
死亡時画像診断(Autopsy imaging、Ai、死後画像診断、post mortem imaging)、
病理解剖、
でしょうか。

ただそうは言っても仕方がないので、
外表観察で見る点をまとめてみます。

当然のことながら全身を評価します。
頭部から足先まで背部も含めて観察します。
生活反応や、死後変化(早期死体現象、後期死体現象など)を
評価しましょう。

身長・体重・栄養状態・皮色(黄疸の有無、貧血)
直腸温
死斑の色調・程度・出現位置
諸関節の死後硬直の程度
腐敗性変化の有無
損傷、熱傷等の有無や分布
医療行為の痕跡

頭部
 頭部のうっ血
 眼瞼結膜や口腔粘膜の多発溢血点
 瞳孔径
 鼻出血・耳出血
 鼻腔・口腔内容
 口腔粘膜のびらん
 口腔内からの異臭

頚部
 縊頸等の場合は索条痕の方向、左右差等をよく観察
 頸静脈の怒張
 甲状腺腫大の有無

胸部
 骨折・皮下気腫を触知で観察
 死後早期の腐敗性変色(死後経過と合わない)

腹部
 膨隆・陥凹
 波動の触知
 手術痕の有無
 死後早期の腐敗性変色(死後経過と合わない)

背部
 骨折・皮下気腫を触知して観察
 腰部の浮腫
 黒色便や血便の有無

四肢
 末梢の浮腫
 手掌・足底の漂母皮(水死体等の皮膚白色肥厚・剥離)
 爪床の色調
 注射痕の有無
 関節部の紅斑

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posted by いしたん at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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