お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2025年11月14日

メゾヌーヴ骨折

メゾヌーヴ骨折とは外旋外力が
原因で起こる骨折+αのことです。

細かい定義としては、、、

腓骨近位部骨折

遠位脛腓靭帯損傷
 前脛腓靭帯
 後脛腓靭帯

下腿骨間膜損傷

三角靭帯損傷

です!
JBJS Rev . 2022 Feb 21;10(2).

合併症として、

内果骨折
後果骨折
腓骨神経損傷

といった疾患が知られています。

逆に言えば果部骨折を見た際に、
見逃さない様にしたい骨折です。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月11日

臼蓋形成不全

臼蓋形成不全とは別名
寛骨臼形成不全とか
発育性股関節形成不全と呼ばれる疾患です。

英語ではdevelopmental dysplasia of the hip、
DDHと略されます。

病態としては文字通り先天的に
骨盤を形成する寛骨の発育が悪く、
大腿骨頭を十分に被せることができず、
股関節の安定性が低くなります。

疫学としては日本人の特に女性に
よくみられる疾患なので
基本的な知識を押さえておきたい病気です。

症状としては股関節痛が代表です。
特にあぐらの姿勢だったり
足の爪切りをしようと屈曲したりすると
誘発されることも特徴です。

股関節痛の原因として鑑別すべき疾患の一つですが、
先天性股関節脱臼の原因となりますし
変形性股関節症
股関節唇損傷へ進行します。
Am J Sports Med . 2011 Jul;39 Suppl:72S-8S.

診断はレントゲン検査で行います。
診断基準はいしたんの理解では以下の通りです。

DDH
 単純X線正面像でlateral center edge angle(LCEA)<20度
 Sharp角が成人男性>43度、成人女性>46度
 VCA≦25度
境界型臼蓋形成不全症(borderline developmental dysplasia of the hip)
 単純X線正面像でlateral center edge angle(LCEA)20–25度

治療法としては以下のような方法があります。

急性期対症療法
 安静
 消炎鎮痛
 関節内ブロック
 など
保存加療
 股関節周囲筋筋力強化
 体幹トレーニング
 など
手術療法
 rotational acetabular osteotomy(RAO)
 curved periacetabular osteotomy(CPO)
 periace-tabular osteotomy(PAO)
 臼蓋形成術
 寛骨臼移動術(TOA)
 鏡視下手術
 人工股関節置換術
 など

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月16日

FRAX

FRAXとはFracture Risk Assessment Toolの略で
10年間の脆弱性骨折による骨折確率を計算できる
WHOの国際共同研究グループが開発したツールです。
Osteoporos Int . 2007 Aug;18(8):1033-46.

ちなみに、日本人用のFRAX値を計算できるのは
日本からも藤原先生が参画してくださったからです。
Osteoporos Int. 2008 Apr;19(4):429-35.

つまり骨粗鬆症 重症度をつけるために有用なものです。
色々と骨折リスク評価ツールは提唱されていますが、
世界的なスケールで各国コホートでの妥当性と有効性が
確認されているものはFRAXしかありません。

入力する因子は、、、

  年齢(40〜90歳まで)
  性別
  体重
  身長
  骨折歴
  股関節骨折の家族歴(親)
  現在喫煙中か
  グルココルチコイド
  関節リウマチ
  続発性骨粗鬆症
  アルコール3単位/day以上
  大腿骨頚部骨密度(g/cm2)

といった大腿骨近位部骨密度や臨床的危険因子です。
骨密度以外を考慮に入れて評価するという画期的な方法です!

大腿骨近位部骨密度は必ずしもなくてもよく、
DEXAがない場合でも簡便に
骨折リスクが評価できる点が素晴らしいです。
発展途上国でも使えるようになっているのがWHOっぽいですよね。

出力としては、、、

 主な骨粗鬆症性骨折
  大腿骨近位部骨折
  橈骨遠位端部骨折
  上腕骨近位部骨折
  椎体骨折
 大腿骨近位部骨折

の確率(%)です。

計算についてはwebサイト(http://www.shef.ac.uk/frax/)や
アプリなどで公開されていて
無料で利用することができます。

重要なのはFRAXの欠点、限界を知って利用することです。

  40歳未満(閉経前女性など)には対応していない
  FRAXのステロイドリスク計算にはステロイド使用の既往が含まれる
  ステロイド投与量や期間は考慮されていない
  骨折歴は具体的な骨折回数は考慮されていない
  酸化ストレスのリスク分類が入っていない
  出力の中に恥骨骨折などが考慮されていない

参考になれば!

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
ラベル:FRAX 骨粗鬆症 計算
posted by いしたん at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち