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2025年07月14日

modified Rankin Scale

modified Rankin Scale(mRS、日常生活自立度)は
脳血管障害などの神経障害による
神経運動機能評価指標です。

1957年:Rankin氏らが元のスケールを発表
1988年:改定(Stroke . 1988 May;19(5):604-7.)
2007年:篠原らがmRSの日本語版を作成
といった歴史のあるスケールです。

とても簡便に使えるため色々な疾患で
mRSを使うことはありますので、
しっかりと理解しておきたいものです。

以下はいしたんの理解のメモですので、
正確に篠原らの日本語版の文言ではない点には
ご留意ください。

 0:まったく症候がない
  自覚症状なし、他覚徴候なし

 1:症候はあっても明らかな障害なし
  日常の勤めや活動は可能
   自覚症状や他覚徴候あり
   発症以前から行っていた仕事や活動に制限なし

 2:軽度の障害
   発症以前の仕事や活動が全て行えるわけではない
   自分の身の回りのことは介助不要(日常生活は自立)

 要介護
  3:中等度の障害
   何らかの介助を要す
   歩行(買い物や公共交通機関を利用した外出は除く)、食事、身だしなみの維持、トイレなどは介助不要
    ※補助具(杖、歩行器)の使用は介助に含めない

  4:中等度から重度の障害
   通常歩行(平地での歩行)や身体的要求(食事、身だしなみの維持、トイレなど)に介助が必要
   持続的な介護は不要

  5:重度の障害
   寝たきり、失禁状態、常に介護と見守りが必要

 6:死亡

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posted by いしたん at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒中科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月22日

脳血管性認知症

脳血管性認知症は認知症の代表的な病型で、
脳血管性認知症は段階的に進行することが特徴的です。

DSM-IV-TR、ICD-10など様々な診断基準がありますが、
NINDS-AIRENの診断基準が
最も代表的な診断基準だと言われています。

NINDS-AIRENの診断基準

 A:認知症
  a:記憶障害と2つ以上の認知機能(見当識、注意力、言語、視覚空間機能、行動機能、運動統御、行為)の障害あり
  b:臨床的診察と神経心理学的検査の両方で確認することが望ましい
  c:機能障害は日常生活に支障をきたすほど重症(脳卒中に基づく身体障害によるものは除く)
  ※以下の除外基準を満たす
    神経心理検査を妨げる意識障害、せん妄、精神病、重症失語、著明な感覚運動障害なし
    記憶や認知機能を障害する全身性疾患や他の脳疾患なし
 B:脳血管障害
  a:神経学的診察で、局所神経症候を認める(片麻痺、下部顔面神経麻痺、バビンスキー徴候、感覚障害、半盲、構音障害)
  b:脳画像(CT、MRI)で明らかな多発性の大梗塞、重要な領域の単発梗塞、多発性の基底核 or 白質の小梗塞、広範な脳室周囲白質のいずれかの病変あり
 C:AとBの間隔が3ヶ月以内
  a:明らかな脳血管障害後3ヶ月以内に認知症が起こる
  b:認知機能が急激低下か、認知機能障害が動揺性 or 段階的に進行
 >>>
 A、B、Cの全てを満たすと診断

参考になれば!

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posted by いしたん at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒中科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月18日

頚動脈狭窄症

頚動脈狭窄症は冠動脈疾患と並ぶ
動脈硬化症の代表的な部位です。

無症候性でも狭窄度60%以上で
年間2%が同側脳梗塞発症率になったり
JAMA . 1995 May 10;273(18):1421-8.
症候性で狭窄率70%以上では
年間10–15%が同側脳梗塞発症率になったりします。
N Engl J Med . 2000 Jun 8;342(23):1693-700.

ということで頚動脈狭窄症は
脳梗塞の重要な原因の一つです。
どの専門科であってもその対応など
知っておきたい病気です。

頚動脈狭窄症は症候の有無、
プラークの性状(表面の状態、狭窄率、血流速度)、
といったことで治療法を選択していきます。

治療法は以下の通りです。

内科治療
 抗血小板療法
  適応
   無症候性なら中等度以上の狭窄か、潰瘍や可動性病変やMESを検出する場合
   症候性
  治療
   アスピリン(バイアスピリン)
   クロピドグレル
   シロスタゾール
 血圧管理
 血糖管理
  ピオグリタゾン
   IMT肥厚の進展抑制効果あり
  α-グルコシダーゼ阻害薬
   IMT肥厚の進展抑制効果あり
  メトホルミン
   抗動脈硬化作用を有する
   心血管イベント抑制効果あり
  ピオグリタゾン
   抗動脈硬化作用を有する
   心血管イベント抑制効果あり
 脂質管理
  スタチン
   IMT進展抑制効果あり
  エイコサペント酸エチル(EPA)
   抗血小板作用、TG低下作用、IMT進展抑制効果あり
   スタチンと併用を

血行再建
 適応
  症候性
  無症候性
   径狭窄率≧70%
   面積狭窄率≧90%
   最狭窄部血流速度≧200 cm/sec
   プラークの不安定性
   狭窄の進行を認める
   総頸動脈拡張末期血流速度比 が1.3以上(患側で低下)
   MR血管撮影で頭蓋内血管描出が不良で灌流不全が疑われる
 方法
  頸動脈内膜剥離術(CEA)
   適応
    狭窄率60%以上
  頸動脈ステント留置術(CAS)
   適応
    狭窄率80%以上

最新のガイドラインも一読あれ!



脳卒中治療ガイドライン2021

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posted by いしたん at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒中科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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