一般健康診断の一つです。
労働安全衛生法で規定されています。
安衛則第44条によって決められた基本的な法定項目は以下です。
1 既往歴及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査及び喀痰検査
5 血圧の測定
6 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
7 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)
8 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
9 血糖検査
10 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11 心電図検査
ここで気がつくのは腎機能検査が
基本的に入っていないということです。
クレアチニンは医師が必要と認めた場合には
実施することが望ましい項目とされています。
そんな状況になったことに尽力した先生とお会いしました!!
元々クレアチニンは測定されることになっていませんでした。
そしてその先生はある企業の一員として
ロビー活動の中心として関与され、
政治家の先生方の納得を得て、
クレアチニンが実施することが望ましい項目になったそうです。
1項目増えるだけでも日本国民の多くに
実施することになることから
経団連は激しく反対していたようで
とても大変だったとのことです。
経団連って何やねん!!
従業員の健康はどうでもいいのかよ!!!
ちょっと嫌いになりました。
そして、多くの人に健康にいてもらいたいという
その先生の情熱に感服しました。
影ながら?多くの人の献身によって
世の中って作られているんだなーと感謝しました。
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