お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2025年11月26日

CES-D

CES-D(The Center for Epidemiologic Studies Depression Scale)は
1977年に考案された自記式のうつの心理検査です。

日本語版も作成されています。

以下のような項目からCES-Dは構成されています。

1 普段は何でもないことがわしい。
2 食べたくない。食欲が落ちた。
3 家族や友達から励ましてもらっても、気分が晴れない。
4 他の人と同じ程度には、能力があると思う。
5 物事に集中できない。
6 憂うつだ。
7 何をするのも面倒だ。
8 これから先のことに対して積極的に考えることが出来る。
9 過去のことについてくよくよ考える。
10 何か恐ろしい気持ちがする。
11 なかなか眠れない。
12 生活について不満なく過ごせる。
13 普段より口数が少ない。口が重い。
14 一人ぼっちで取しい。
15 皆かよそよそしいと思う。
16 毎日が楽しい。
17 急に泣き出すことがある。
18 悲しいと感じる。
19 皆が自分を嫌っていると感じる。
20 仕事が手につかない。

各項目が以下の4つのいずれに該当するか検討します。

A:1週間のうち1日未満
B:1週間のうち1–2日
C:1週間のうち3–4日
D:1週間のうち5日以上

その後、計算・採点をしていきます。

項目4、8、12、16はA(3)、B(2)、C(1)、D(0)、
それ以外の項目はA(0)、B(1)、C(2)、D(3)とします。

合計は60点満点で、点数についての評価は色々とあるようですが、

 0-15点:none-mild depression
 16-26点:mild-moderate depression
 27点以上:severe depression

と判断するのが多いのかなと思います。

疲れている研修医くんやレジデントくんで
かもしれないと思ったら確認してみては?

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
ラベル:CES-D 日本語 点数
posted by いしたん at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月23日

せん妄 スクリーニング

せん妄は何よりも予防が重要ですが、
次にスクリーニングによる早期発見、早期介入が重要です。

スクリーニングのためのツールは
以下のように様々発表されています。

 病棟や在宅で使う
  CAM
  DST
  SQID

 ICUで使う
  CAM-ICU
  ICDSC

 Nu-DESC
 NEECHAM

色々ありすぎて全てを記憶するのは難しいです。
いしたんは感度が高いとされるDSTと
発声できない患者でも使用可能なCAM-ICUを
使うことが多いです。

ひとまず、これ!というものを
身につけることが重要だと思います。

■DST(delirium screening tool)
現実感覚、活動性低下、興奮、気分変動、睡眠・覚醒リズム、幻覚、妄想
↓1つでも該当したら次へ
見当識障害、記憶障害
↓1つでも該当したら次へ
急性発症、症状の変動
>>>
1つでも該当したらせん妄の可能性あり

■CAM-ICU(confusion assessment method for the intensive care unit)
RASSを評価
 -4〜-5は評価不能→時間をおいて再評価
 -3〜+4はせん妄評価へ
  所見1(急性発症 or 変動性の経過):精神状態が急性に変化 or 24時間で変動→Noならせん妄なし
  所見2(注意力欠如):10個の数字を読み聞かせる→1の時に握ってもらう→ミスが3未満ならせん妄なし
  所見3(意識レベルの変化):RASSが0以外なら陽性
  所見4(無秩序な思考):エラーが2つ以上なら陽性
   石は水に浮く?
   魚は海にいる?
   1 gは2 gより重い?
   釘を打つのにハンマーを使うか?
   (指示)2本の指をあげてみせ、同じことをさせる
  >>>所見1 + 2 + 3(or 4)でせん妄と診断

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月11日

抗飲酒欲求薬

抗飲酒欲求薬(抗渇望薬)は抗酒薬と並び
アルコール依存症の断酒のために
使用される薬剤です。

抗飲酒欲求薬には2種類あります。

アカンプロサート(アカンプロセイト)(レグテクト)と
ナルメフェン(セリンクロ)です。

アルコール依存症治療の第一選択薬である
アカンプロサートは飲酒欲求を抑制する効果がありますが、
JAMA . 2014 May 14;311(18):1889-900.
服用するだけで断酒できるものではありません。
つまり心理・社会的治療も必須だということは
とても重要な点です。

離脱症状がおさまっている時に処方します。
抗酒薬と併用可。

抗酒薬とは異なり飲酒後の不快反応はありません。

副作用としては不安,下痢,嘔吐が多いです。
自殺念慮、自殺企図既往者への投与は注意が必要です。
腎排泄性のため高度の腎機能障害へは禁忌です。

ナルメフェンはμオピオイド受容体には拮抗薬として
κオピオイド受容体には部分作動薬として作用します。
その結果、飲酒によるポジティブな感覚を低減し
非飲酒時の不快感を軽減する作用をもちます。

他の薬剤とは大きく異なりナルメフェンは
断酒ではなく飲酒量低減が治療目標となります。
Psychiatry Clin Neurosci . 2019 Nov;73(11):697-706.

飲酒1–2時間前に服用します。

副作用としては嘔気、めまい、嘔吐、
頭痛、不眠動悸、食欲低下などが高頻度でみられます。

実際には効果もありますが、
副作用による中断率も高いため、
効くか効かないかがはっきりした薬剤です。

実際上の問題としては厚労省告示のため
国立病院機構久里浜医療センターなどで
20時間のアルコール依存症臨床医等研修を受けた
医師のみが処方ができるという制度でしょうか。

参考になれば。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち