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2025年08月15日

膀胱タンポナーデ

膀胱タンポナーデとは高度血尿によって
膀胱出口部を凝血塊が閉塞してしまった状態のことです。

症状としては排尿困難、尿閉をきたすため
強い下腹部痛を訴えます。

原因としては肉眼的血尿をきたす病気の中でも
特に以下のような疾患が考えられます。

 膀胱癌
 前立腺肥大症
 放射線性膀胱炎
 腎動静脈瘻
 腎動脈瘤
 腎外傷
 経尿道的手術後
 腎部分切除後

対応としては原則入院させます。
救急では尿の流出を確保するために
尿道カテーテルを挿入し、
その後膀胱内の凝血塊を崩すために
膀胱洗浄を行います。

それでも改善しない場合は
緊急手術となります。

泌尿器科医でなくても強い下腹部痛で
救急に運ばれてくることがありますので、
膀胱タンポナーデについて知っておきましょう!

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posted by いしたん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 泌尿器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月05日

移植腎

移植腎は腎生検をして病理的診断を下し
適切な治療を選択することで、
短期・長期の腎移植の成績向上につながるとされています。

移植腎病理診断国際基準にはBanff分類があります。
1993年に初版が策定され
Kidney Int . 1993 Aug;44(2):411-22.
その後も改訂が続いています。

Banff分類は移植腎の病変を分類します。
初版では、、、

正常

拒絶反応
 超急性拒絶反応
 境界病変(軽微な急性拒絶反応)
 急性拒絶反応
 慢性同種移植腎症(chronic allograft nephropathy、CAN)
  慢性拒絶反応

拒絶反応に関連しないもの
 移植後リンパ増殖性疾患
 非特異的所見
 急性尿細管壊死
 急性間質性腎炎
 シクロスポリン関連腎症(急性・慢性)
 腎被膜下障害
 移植前内皮細胞障害
 腎乳頭壊死
 de novo腎炎
 移植後再発性腎炎
 移植前腎障害
 サイトメガロウイルス(cytomegalovirus:CMV)感染

と分類されます。
その後、尿細管間質病変、糸球体病変、血管病変を
それぞれスコア化します。

尿細管間質病変
 間質炎症(i)
 尿細管炎(t)
 間質線維化(ci)
 尿細管萎縮(ct)

糸球体病変
 糸球体炎(g)
 移植糸球体症(cg)

血管病変
 動脈炎(v)
 細動脈硝子化(ah)
 動脈線維性内膜肥厚(cv)

その後拒絶反応を発症時期ではなく、
AMBRとTCMRに分類されるなど
様々な点で改訂が進んでいます。
。。。だんだん長くなってきたので、今日はここまで!

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posted by いしたん at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 泌尿器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月06日

排尿障害

排尿障害は蓄尿障害と排出障害に
大きく分けて考えていくことが必要です。

尿をうまく貯められない蓄尿障害は
蓄尿症状として、、、

 昼間頻尿
 夜間頻尿
 尿意切迫感
 尿失禁
 遺尿症:自分の意思と無関係に尿が出てしまうこと
 夜間遺尿(夜尿症)

といった症状が見られます。
逆にそういった訴えの排尿トラブルは
蓄尿障害の原因を探ることになります。

排出困難のタイプでは
排出症状と排尿後症状が見られます。

排出症状
 尿勢低下
 尿線分裂、尿線散乱
 尿線中絶、尿線途絶
 排尿遷延、遷延性排尿
  尿が出るまでに時間がかかる
 終末滴下、終末時滴下
 遅延性排尿
  尿が出始めてから終了まで時間がかかる
 尿線細小化
 二段排尿・三段排尿

排尿後症状
 残尿感
 排尿後尿滴下

です!

ということでまずは排尿障害があれば
症状に応じてどちらの種類なのかを
しっかりと区別して鑑別を進めていきましょう!

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posted by いしたん at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 泌尿器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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